ホワイトニングとは、ブリーチングとも呼ばれていますが、歯の表面に付着した色素のみを落とすのでなく、歯自体を安全な薬剤で白く(漂白)していくものです。
例えばシャツを洗濯した場合、汚れは落ちますが(クリーニング)、もっと白くするには漂白が必要なように、白い歯をご希望の場合にはホワイトニングが適しています。
歯に色が付く主な原因
コーヒー・お茶・タバコなどによる変色
これらは色素が歯の内部まで取り込まれるため、歯が黄色く見える原因となります。
加齢による変色
年齢を重ねるにしたがい、人の歯は自然に黄色く変色していきます。
全身疾患に由来する変色
胎児の時期に、母親が服用した抗生物質や過剰に摂取したフッ素などの影響により歯が変色してしまう事があります。
紫外線による変色
肌が日焼けで黒くなるように、歯も同様に紫外線の影響で変色する事があります。
歯の内部から外側まで「丸洗い」することで、「歯の美しい白さをよみがえらせる」ことも、「今まで以上に白さを創造する」ことも可能です。
ホワイトニングの方法
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯の表面に薬剤を塗り、特殊な波長の光を歯に20~30分あて自然な白さへ変化させる手法です。
施術中は痛みなどの不快なことが生じることはありません。
色調の変化が速いため、希望とする白さになるまでの時間は短くて済みます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、ホワイトニングジェルを塗布し化学的に歯を白くする簡単な方法です。
最初に患者様ごとの歯列に合わせたマウストレーを作製します。
その後ご自宅でマウストレーにホワイトニングジェルを塗布し、決まった時間、継続的に装着することでホワイトニングの効果を得る事が出来ます。
ホワイトニング後の白い歯を保つためには
まずはタバコ・コーヒー・お茶・ワインなどの歯を着色する食物などを出来る限り摂らないことが大切です。
そして、歯の黄ばみの原因は、着色だけでなく加齢により色調が濃くなることや遺伝的な本来の歯の色に戻ろうとすることなども原因となっているので、半年~1年に1度くらいの頻度で再着色防止のために定期的にホワイトニングをすることをお勧めします。